原爆投下から79年となった先月9日、千葉県で活動するデザイナーが長崎市で平和のファッションショーを開催した。ファッションショーで披露されたドレスには平和への祈りを込めて世界中から長崎や広島に贈られた折り鶴があしらわれている。ドレスをデザインしたファッションデザイナーの鶴田能史さんは千葉県出身。服飾専門学校を卒業後、アパレル会社に就職。その後、独立し数多くのショーを手がけてきた。鶴田さんが平和をテーマにしたショーを始めたのは9年前。戦後70年の節目に平和への思いを発信したいと始めたのがきっかけだった。折り鶴ドレスのアイデアが誕生したのはショーの準備で広島市役所を訪れたときのこと。そのとき職員から受け取った名刺が千羽鶴を再生紙にしたものだった。それは鶴田さんの好奇心を大きく刺激する出会いとなった。鶴田さんがこだわっていることは子どもたちと共に作り上げることだ。鶴田さんはこれから先の未来を担う子どもたちに平和に触れる機会をより多く与えたいと考えている。
そして迎えた長崎原爆の日。鶴田さんは長崎市にいた。完成したドレスには過去の戦禍を表す黒い生地の上にあざやかな色の折り鶴が舞っていた。「悲惨な過去から平和の尊さを感じてほしい。」という思いが込められている。鶴田さんは「成功だと思う。平和というメッセージを発信していきたい。」等とコメントした。世界中の人々が平和への願いを込めた折り鶴。鶴田さんはドレスにのせて思いを受け継いでいく。鶴田さんは長崎以外にも、ことし6月には沖縄で8月には広島で平和のファッションショーを開いた。来年も長崎、沖縄、広島で再びショーを開催する予定だという。
そして迎えた長崎原爆の日。鶴田さんは長崎市にいた。完成したドレスには過去の戦禍を表す黒い生地の上にあざやかな色の折り鶴が舞っていた。「悲惨な過去から平和の尊さを感じてほしい。」という思いが込められている。鶴田さんは「成功だと思う。平和というメッセージを発信していきたい。」等とコメントした。世界中の人々が平和への願いを込めた折り鶴。鶴田さんはドレスにのせて思いを受け継いでいく。鶴田さんは長崎以外にも、ことし6月には沖縄で8月には広島で平和のファッションショーを開いた。来年も長崎、沖縄、広島で再びショーを開催する予定だという。