原爆資料館には多くの被爆者たちの遺品が展示されている。広島・西区の崇徳高校では新聞部が被爆80年に合わせて作成した校内新聞「被爆80年特集号」が発行された。同世代を対象にした原爆・平和運動に対する調査では、関心あるが69%、関心ないが15%となった。新聞部は記憶をどう語り継ぐか考えるために直接被爆者・村上啓子に話しを聞いた。また新聞部の面々は被爆者が実際に避難したときと同じ道程を裸足で歩いて体験した。被爆80年特集号では自分たち自ら歩いた村上の道のりも掲載した。部員たちは次の新聞のために平和公園で取材を行い、若い世代が行動することで次の世代にも伝わっていくなどと語った。
住所: 広島県広島市中区中島町1-2