世界の若者が被爆地の長崎と広島を訪れ核兵器のない世界の実現について考えるツアーが長崎市で始まった。国連で軍縮を担当する機関などが日本政府の資金をもとに初めて開いたツアー。世界37か国の大学生など約50人が5日間の日程で長崎と広島の被爆地を訪問する予定で、初日のきょうは長崎市で開会式が行われた。若者たちの代表で米国出身のクリストファークルズさんがあいさつ。長崎市・鈴木市長が講演し「被爆の実相を国内外に伝える被爆地の役割はますます重要になっている。核兵器は決して使ってはならないというメッセージをこれまで以上に強く発信することが必要だ」と呼びかけた。ツアーに参加した若者たちは午後から被爆者の体験談を聞くほか、長崎市にある平和公園で献花をしたり原爆資料館を見学する。
住所: 広島県広島市中区中島町1-2
URL: http://www.pcf.city.hiroshima.jp/
URL: http://www.pcf.city.hiroshima.jp/