先月23日、沖縄は20万人を超える人が亡くなった沖縄戦から79年の慰霊の日を迎えた。この日、千葉県で活動するファッションデザイナー・鶴田能史さんが沖縄の子どもたちと共に平和をテーマにしたファッションショーを開催した。千葉県で生まれ育った鶴田さんはファッションデザイナー・コシノヒロコさんに師事しその後独立。障害のある人をモデルに起用したファッションショーなどを手掛けてきた。戦後70年の2015年に「平和」をテーマに初めてファッションショーを開き手ごたえを感じた。今回、ショーに向けてデザインしたのはポップでカラフルな衣装たち。鶴田さんはモデルの子どもたちに「自分にとっての平和とはなにか」考えて欲しいと伝えてきた。鶴田さんは「大人たちが感じたものは巡り巡って子供たちにも回ってくる」などとコメントした。