東京・大田区の資源ごみ回収日、作業員は分別に追われている。プラスチック資源循環促進法が2022年施行、自治体に分別回収の努力義務が課せられることになった。回収の対象はプラマーク付きのプラスチック。大田区では順次、プラ分別を始めた。ただし3分の1のエリアでしか実施されていない。分別が徹底されていないことも多く注意喚起のシールを貼り置いていく。一方、作業員の負担は増えるばかり。大田区の人口は約74万人。大田区は2025年4月に区内全域にプラ回収を拡大。環境清掃部・山田良司部長はいかに限られた人員で回収を可能にするかを考えていた。頼ったのは小田急電鉄。小田急電鉄は東京−神奈川の総延長120キロ。上客のゴミを回収している。新規事業のリーダーは小田急電鉄・正木弾さん。小田急は沿線で経堂コルティなどの商業施設を展開している。そこからは多くのゴミを輩出。小田急電鉄では特別な部署を立ち上げた。WOOMSプロジェクトはごみの収集・運搬のサポートを行う。30人中17人が鉄道事業を経験。小田急電鉄・正木弾さんは、櫻商会(東京・大田区)を訪ねた。櫻商会には、大田区がごみ収集業務を委託。プラごみ回収のエリア拡大に向け、対策を練った。正木さんらは、ごみ取集を支援するアプリ・WOOMSを開発。デジタル技術で収集作業・運搬を効率化。櫻商会は、2023年から導入。収集エリアの拡大に伴いごみの量が増えるため、現状を確認した。櫻商会・高橋正典さんが、イレギュラーの作業について語った。WOOMSは、収集完了を自動検知。リサイクル工場・有明興業(東京・大田区)でプラごみを降ろし、再び回収に出る。正木さんは、この負担を減らそうと考えた。正木さんらは、再び櫻商会を訪ねた。2回目の収集でタブレットを確認した所、回収率の悪い収集車があり、アシスト機能を使った。余裕のある収集車が手助けした。正木さんは、座間市クリーンセンター(神奈川・座間市)を訪ねた。座間市は、小田急のアプリを入れている。WOOMSは、全国6自治体は導入、横浜市が実証実験を開始。小田急電鉄・正木弾さんは、櫻商会を訪ねた。櫻商会は大田区からごみ収集業務を委託されている。プラごみ回収のエリア拡大に向け対策を練った。正木さんらはごみ取集を支援するアプリ・WOOMSを開発。デジタル技術で収集作業・運搬を効率化を図る。櫻商会は2023年12月から導入している。収集エリアの拡大に伴いごみの量が増えるため、現状を確認した。櫻商会・高橋正典さんがイレギュラーの作業について語った。車が集積場に近付くとWOOMSは収集完了を自動検知。積載量が少ない軽トラックは担当ルートの半分ほどで満杯になり、リサイクル工場・有明興業でプラごみを降ろし再び回収に出なければならない。正木さんはこの負担を減らそうと考えた。正木さんらは再び櫻商会を訪ねた。2回目の収集でタブレットを確認した所、回収率の悪い収集車がありアシスト機能を使った。余裕のある収集車が手助けした。正木さんは座間市クリーンセンターを訪ねた。座間市は小田急のアプリを入れている。WOOMSは全国6自治体は導入、横浜市も実証実験を開始した。