宮崎交通によると県北地区では路線バスの深刻な運転士不足が続いていて、現行のダイヤでの運行が難しくなったとして、今月14日から減便に踏み切った。対象は延岡市や延岡市と近隣の自治体を結ぶ路線が中心で、一日311便運行している平日ダイヤから一日233便の土曜ダイヤに変更された。一方で、朝夕の通勤・通学の時間帯は34便の臨時便を運行し、実質的には約14%にあたる一日44便の減便になる。減便の期間はことしの3月末までとしているが、運転士不足解消の見通しが立たない場合は延長する可能性もあるという。宮崎交通では運転士不足に伴い、去年4月にもダイヤ改正にあわせて宮崎市を中心に減便を行っている。宮崎交通は「ご迷惑をおかけしますが、今後も運転士確保に最大限努めてまいりますので、ご理解をいただきたい」としている。