佳子さまは去年8月、大阪・関西万博で伝統工芸を体験され、その半年後、職人の思いは耳元で輝いていた。13日、工芸品をご覧になりながら伝統工芸士と懇談された際、青森県弘前市の津軽塗ブランド、KABAが手掛けたベーシックイヤリング しかく 唐塗(朱緑)が耳元で静かに揺れていた。KABAの池田守之代表は本当に信じられなかったなどとコメント。津軽塗は約300年前、津軽藩の塗師が始めたとの伝承があり、2017年に重要無形文化財に指定。近年、職人の高齢化と後継者不足が深刻化。津軽藩の継承と発展を目的にKABAを創設。万博で佳子さまが津軽塗のワークショップに参加されたとき、津軽塗 伝統工芸士の今立は緊張したという。佳子さまは研ぎ出しを体験され、代表的技法である唐塗の模様が出てくると感動された。このとき同行職員を通じイヤリングを渡したそう。
