駿河湾を代表する海の幸、シラス。今月15日に禁漁期間に入ったシラス漁。現場の猟師さんは「今までの中で一番量がとれなかった」と語る。ここ数年深刻な不漁が続いている静岡県内のシラス漁。今シーズンの漁獲量は12月末時点で2050t)。10年前の4分の1以下に減っていて、20年ぶりに過去最低を下回る見通し。シラス漁師、南駿河湾漁業協同組合課長・松井功さんは死活問題と頭を抱える。駿河湾のシラス漁が不漁となっている要因の1つが発生から7年以上続いている黒潮大蛇行。静岡県水産海洋技術研究所資源海洋科上席研究員・岡田裕史さんは駿河湾に潮が流れ込まないことから不漁になったと分析。