日航機墜落事故の現場、御巣鷹の尾根の麓では追悼慰霊式が午後6時から行われ、亡くなった人の数と同じ520本のろうそくに火が灯され黙とうが捧げられた。この事故では39年前のきょう、羽田空港発大阪行きの日本航空123便が墜落し520人が亡くなった。墜落現場には早朝から関係者の姿があり、遺族の高齢化が進む中、杖をつきながら慰霊登山する人が多く見られた。24歳だった兄を亡くした竹永利明さん。事故から月日が経つ中で事故の記憶を繋ぎたいと息子と登山を続けている。遺族の高齢化が進み、事故の記憶を繋げる伝承が課題となっている。