東日本大震災からきょうで14年。宮城県女川町では、記憶を風化させないように7年前から幸せの黄色いハンカチプロジェクトが行われている。気仙沼向洋高校の旧校舎は、震災以降当時のまま残されている。午後2時46分を福島県双葉町で迎えた女性は数年前避難先から双葉町に戻ってきたという。町内で暮らす人は原発事故前の2%ほどで、除染により生じた土をどうするかも大きな課題となっている。警察庁や復興庁によると、関連死も含めると東日本大震災による死者・行方不明者は合わせて2万2228人となっている。追悼の祈りは震災による死者400人以上の大船渡市でも行われた。大船渡市は先月26日に発生した山火事で2900ヘクタールを焼失した。佐々木文助さんは今回の山火事で2階建ての店舗兼自宅が焼け落ちた。大船渡市はきのう、全ての避難指示を解除したが、いまだ鎮火には至っていない。