徳島市は“支給された食料の飲食で体調が悪くなった場合、自己責任であると理解”との同意書にサインした人に賞味期限が切れた食品を支給していた。生活保護の申請者・受給者のうち緊急支援が必要な延べ59人に賞味期限が切れたパンやアルファ化米など災害用備蓄食品を支給していたという。支給したものの中には賞味期限を1年2か月超過していたパンが23個あったとしている。国のガイドラインでは食べられる期限の目安について科学的根拠のある場合に限り提供されるべきで食中毒などの事故発生に備えて連絡体制を整備することが望ましいなどとされているが、徳島市はこうした対応をとっていなかったという。徳島市は“万が一の事故を想定していなかったことや「自己責任」とした同意書をとっていたことは不適切だった”などとしてNHKの取材を受けてこうした対応を取りやめたとしている。今回の問題で賞味期限が切れた食品を支給された人の中には生活保護を申請中の人もいた。こうした人の支援についてNHKが全国の県庁所在地の自治体などを取材したところ支援を行っていない自治体があるなど対応にばらつきがあることがわかった。
