厚生労働省は心臓移植について、余命の短い患者が優先的に移植を受けられるようにする方針を固めた。臓器移植では日本臓器移植ネットワーク(JOT)が厚労省の基準に基づき、臓器を提供される患者の優先順位を決めている。従来の心臓移植では待機期間が長い患者が優先される傾向があったが、きょう厚労省の審議会は余命が短く、緊急性が高い患者が優先的に移植を受けられるようにする方針を固めた。またJOTの業務負担軽減のため、ドナーへの対応業務を新たな組織に担ってもらう方向で検討を進めることがわかった。
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