共産党はことし1月に開いた党大会で、現在25万人程度の党員を今後2年間で27万人に回復させる目標を掲げた。目標達成のためには若い世代の支持獲得を図る必要があるとして、幹部が中心になって政治の転換を呼びかける取り組みを強化することにしている。先週27日には志位議長がオンライン参加も含め、大学生などおよそ1700人を前に講演を行った。そして「米国や財界中心の日本の政治のゆがみを正し、貧困と格差を押しつける政治や社会を変えよう」と呼びかけた。共産党は今後も憲法などをテーマに、大学生ら若者が参加するイベントや集会を各地で予定していて、党員の回復につなげたい考え。