きのう池江梨花子が自身のインスタグラムで、急性リンパ性白血病が完全完壊したと報告をした。治療の結果、症状や検査での異常がなくなって正常な機能が回復した状態を完全寛解と言う。ただ体の中には白血病の細胞がまだ残っているということで、化学療法を続ける必要がある。この寛解の状態が5年以上継続すると治癒したとみなされるという。池江は2019年2月に急性リンパ性白血病と診断されたと公表した。そこから10ヶ月の入院生活、治療を経て2020年の8月に実戦に復帰。そして21年の東京オリンピック、今年のパリオリンピックともに出場を果たした。池江はSNSで「とても長い5年間だったなと感じている。私の中には逃げるという選択肢はないので、これからも自分と戦いながら全力で競技と向き合いたいと思う」と綴っている。