テーマは、今年で結成25周年の沖縄発のバンド「HY」の魅力。音楽ライター・上野三樹のスタジオ解説。メンバーは新里英之、仲宗根泉、許田信介、名嘉俊。2000年・高校生の時に結成。バンド名の由来は地元・東屋慶名のHとY。2001年・1stアルバム「Departure」で音楽シーンに登場。沖縄限定で1万枚を完売、2003年・2ndアルバム「Street Story」がミリオンセラー、2008年・5thアルバム「HeartY」の収録曲「366日」が去年、ストリーミング累計再生数1億回超(出典・ビルボードジャパン)。先週末開催のHY主催「HY SKY Fes2025&前夜祭」に密着。上野三樹によるHYの魅力の解説。1つ目は日常に寄り添う世界観。片思いする友人の事を描いた曲「NAO」など。人の生活に溶け込むような親しみやすさがあり、シチュエーションを限定していないので聴く人が自分のことのように感じながら聴くことができる。2つ目は普遍性のあるPOP。ミリオンヒットしたアルバム収録曲の「AM11:00」など、時代のトレンドを取り入れすぎたりせず、アーティスティックになりすぎずあくまでポップなバンドサウンドを大切にしている。3つ目はツインボーカル。人気の失恋ソング「366日」、「366日」のアンサーソング「恋をして」など、新里英之と仲宗根泉の2人の声のコントラストが混ざり合うことで表現力の幅が広くなっている。
URL: https://hy-road.net/