「津波防災の日」に合わせて愛媛県は津波のおそれがある沿岸部の住民を対象にスマートフォンなどを使って、気軽に避難訓練をしてもらおうというキャンペーンをきょうから開始した。「津波防災の日」には全国各地で避難訓練などが行われるが、愛媛県は地域の訓練などに参加することが難しい人でも、スマートフォンを使って気軽に避難訓練を行ってもらおうと、きょうから津波のおそれがある沿岸部の住民などを対象に「逃げチャレ」と呼ばれるキャンペーンを始めた。具体的には県のホームページなどから応募フォームにアクセスし、自宅や職場などのある場所の津波の浸水リスクについて調べたり、実際に最寄りの避難場所まで行って経路や避難にかかる時間を調べ、そこから見える風景を撮影したりして結果を送信するというもので、応募した人には景品も用意されている。キャンペーンは来月23日まで行われる。