55万円かけて都知事選のポスター枠を購入し立候補者と無関係なポスターを掲示した50代男性が番組の取材に応じ「大きな過ちだったと深く反省しております」と謝罪した。特定の政治団体が候補者のポスター掲示枠を事実上販売し、一定額の寄付で自由にポスターを貼れると呼びかけていた。男性は「子どもたちによりよい未来を渡したいと思いました」「今行動を起こさなければ後で一生後悔するとポスタージャックに参加しています」「子どもたちの未来のために投票を行ってほしい気持ちを込めてわが子の写真を使いました」と話している。ポスターに使われた怒った表情の子どもの写真は自身の子どもを撮影したものだという。ネット上での批判の声がきっかけとなり、男性は今月1日に掲示していたポスターを自身の手ではがした。候補者以外のポスター掲示枠利用について、林官房長官は「候補者以外の方が使用できるものではない」とした。