23年1月、福島記者が山本栞奈さんに取材を開始した。山本さんは幼い頃に両親と離れ、親族や児童養護施設に預けられた。両親がどこにいるのか杳として知れないが、友人に恵まれ、笑顔を絶やさない。看護師の坂口由紀さんは「こっちまで楽しく、訪問看護に来させていただいている」と話す。山本さんは「由紀ちゃんが親代わりですよ。ウザっとか言いますもん」と明かした。ただ、愛情、当たり前の日常が欲しかったという。
高校卒業後、山本さんは人の役に立ちたいと陸上自衛隊に入隊。だが、原因不明の体調不良から辞めざるを得ず、身体は徐々に動かなくなり、入院を余儀なくされた。熊本豪雨で病院も被災し、障害者支援施設へ。ほとんど歩けないなかで社会福祉士として働く坂田照美さんと出会い、山本さんは社会福祉士を志して大学進学を決意した。福島記者に親について訊ねた山本さんはバラバラになったきょうだいについて語り始めた。
高校卒業後、山本さんは人の役に立ちたいと陸上自衛隊に入隊。だが、原因不明の体調不良から辞めざるを得ず、身体は徐々に動かなくなり、入院を余儀なくされた。熊本豪雨で病院も被災し、障害者支援施設へ。ほとんど歩けないなかで社会福祉士として働く坂田照美さんと出会い、山本さんは社会福祉士を志して大学進学を決意した。福島記者に親について訊ねた山本さんはバラバラになったきょうだいについて語り始めた。
住所: 熊本県熊本市中央区神水1-14-1