北朝鮮政治に詳しい慶應義塾大学の礒崎教授は「これまでも全開の軍事偵察衛星以外に地球観測衛星というものを打ち上げたことがあるんですけどいずれも通告期間の非常に早い段階のほとんど初日に打ってきたという前例があるので北朝鮮側として気象条件などが整ったのでそうそうに打ち上げたいというふうに判断したんだと考えられる」「軍事偵察衛星というものは日本も情報衛星を持っていますし相手国・敵の動向を探るといったところに目的がある。北朝鮮としては米韓が偵察衛星でもって北朝鮮の動向を把握しているのと同じように目を持ちたい。アメリカや韓国の軍事動向を探りたいという意味でそのお題を進め始めた」「今後も軍事偵察衛星の開発と打合では続くものと思われますが今回の1週間の通告期間の中ではきょうの打ち上げが目的だったと考えられますので次回はまた当分先ということになるかと思います」などと話した。