澤野浩生は杉田に頻繁に連絡をしていた。澤野は2007年9月に主務に選ばれていた。杉田が大学に復学して1年、澤野は杉田をラグビーチームに誘った。澤野は杉田の様子を逐一報告し、部員も杉田の復帰を待ちわびるメッセージを贈っていた。そして2年8ヶ月後、杉田はデータ分析部としてチームに復帰した。そんな中、チームは早慶戦で9年に渡って未勝利だった。むかえた早慶戦当日の朝、杉田が過去のプレー映像からベンチ入りメンバーの好プレーを集めたモチベーションビデオをつくっていた。さらに杉田はメンバーから漏れた4年生のメッセージをもらい、BGMも編集した。
早慶戦でチームは竹本竜太郎のトライで均衡を破り、1年の春に杉田にダメ出しをされた落合陽輔が活躍していた。そしてむかえたノーサイドでは、慶応大学が10年ぶりに優勝していた。チームはその後、日本一を逃すも杉田はかけがえのない日々を過ごせた。同期から遅れること1年で慶應大学を卒業した。杉田はその後、世界的金融会社に就職した。
早慶戦でチームは竹本竜太郎のトライで均衡を破り、1年の春に杉田にダメ出しをされた落合陽輔が活躍していた。そしてむかえたノーサイドでは、慶応大学が10年ぶりに優勝していた。チームはその後、日本一を逃すも杉田はかけがえのない日々を過ごせた。同期から遅れること1年で慶應大学を卒業した。杉田はその後、世界的金融会社に就職した。