先週木曜日から第31回U-18ベースボールW杯が台湾で開催されている。日本は1次ラウンドB組で前回大会優勝のアメリカなどに連勝し4勝1敗でB組2位でスーパーラウンドに進出した。一昨日スーパーラウンドの第1戦が行われた。相手はA組2位の宿敵韓国となった。1次ラウンドでアメリカに快投をみせた前田悠伍が韓国打線に挑んだ。前田は今月3日のアメリカ戦で4安打無失点8つの三振を奪っている。前田は1・2回を三者凡退に抑えた。すると2回裏の日本の攻撃で森田大翔が振り逃げで出塁し丸田湊斗が内野安打でチャンスを広げ知花慎之助がタイムリー3ベースを放ち3点を先制した。前田は打たせて取るピッチングで4回を1安打無失点とした。仙台育英の山田がHRを放つなど6回ウラに4点を追加した。最後はバッターとしても出場している武田陸玖が無失点に抑え日本が韓国に7-1で勝利した。きのうのプエルトリコ戦で1回から馬淵監督の采配が的中し2点を先制した。先発は東恩納蒼が託された。1回2回のプエルトリコの攻撃を三者凡退に抑えると続く3回を三者連続三振とした。その後も東恩納は手元で伸びるストレートと切れ味鋭い変化球でプエルトリコ打線を圧倒した。5回までパーフェクトピッチングをみせた。5回ウラの日本の攻撃でヒットなどで1アウト満塁にすると2本のタイムリーヒットなどで点差を広げ、高中一樹がタイムリーヒットを放ち10点目となりコールド勝ちした。東恩納は完全試合を達成した。この日台湾がオランダに勝利したことで日本と台湾の決勝進出が決まった。