先週、航空大手の全日空がスタッフを対象に仮眠を導入した。他にも昼寝を導入する企業や学校が増えている。全日空が導入した仮眠用専用シートは箱型になっており、暗い中で仮眠を取ることができるという。整備士や技術スタッフなど1日に20人ほど利用していて、集中できるようになったなど効果も実感されているという。睡眠の専門家の東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長は「昼寝を推奨する企業は増えている。昼寝をすることによって脳の疲れを抑え、少し回復させて午後を迎えることでパフォーマンスがあがることが実証されている」とコメントしている。GMOグループ本社は、会議室を仮眠スペースにし、熊本県立宇土高校は10分間のウトウトタイムを導入し、いずれも効果がでているという。仮眠をしている割合は、国別で中国32.5%でトップ、日本は12.5%で最下位。仮眠は、寝不足を補うのではなく脳を休ませ、パフォーマンスを向上させるために行うという。効果的な仮眠時間は15分~25分、起床から7~8時間後が目安。ベッドで寝るのは眠りが深くなるので逆効果。リラックスできる姿勢で明るいままがおすすめ。室温は22~24℃くらい。仮眠前にコーヒーを飲むのも効果的で、仮眠の前に飲むことで起きてから効果がでるという。適正な睡眠時間について、休みの日に好きなだけ寝てみて自然と目が覚める時間が適正だという。
住所: 千葉県成田市古込字古込1-1
URL: http://www.narita-airport.jp/jp/
URL: http://www.narita-airport.jp/jp/