パリ五輪の代表選考大会に出場する大橋悠依選手。2大会連続のオリンピック出場を狙う。東京オリンピックでは、日本女子で初の2種目での金メダル獲得の快挙となった。ここで現役を引退することも考えていたが無観客のオリンピックを経て自分の目指していたものがとれたが、観に来てくれた人に良い泳ぎを見せたいという思いが強かったという。先月の国内大会では、メインとする個人メドレーは17歳の成田実生選手など若手が台頭し三つ巴の争いに。松本選手と同着で優勝したものの、三人の実力は拮抗している。一発勝負の選考会で、代表を勝ち取るために追い求めたのは持ち味のきれいなフォーム。腕のかきやキックの動作を一つずつわけて泳ぎ抵抗のない伸びのあるフォームを求めた。持久力を鍛え、美しい泳ぎを体に覚えさせた。