空港で航空機の誘導や荷物の積み降ろしなどを行うグランドハンドリングの人手が不足する中、外国からの人材の確保について話し合う検討会が成田空港で開かれた。会議では外国からの人材の受け入れを巡って、企業側から空港近くの住宅が少ないことや生活面での行政の手続きが煩雑なことなどが課題になっているという指摘があった。千葉・成田市からは、外国からの人材が地域のコミュニティーに関われていない現状などが報告された。成田空港会社戦略企画室・片山俊宏室長は「地域の住居情報、コミュニティー問題解決、地域の力をうまく使わせてもらうことが大切」と話した。