パリオリンピック総合馬術団体で、日本が銅メダルを獲得し92年ぶりの歴史的快挙となった。世界遺産のベルサイユ宮殿で行われた総合馬術団体。今大会、日本の平均年齢は41.5歳。愛称は「初老ジャパン」。結成6年、4人(大岩義明、戸本一真、田中利幸、北島隆三)で臨む最後の大会。3種目の総合成績で順位を決める中、2種目を終え5位の日本。それでも逆転を信じ、41歳の戸本一真選手がノーミスで暫定3位に浮上。最後の3人目、チーム最年長で48歳の大岩義明選手がミスもなく走りきり、日本が団体初の銅メダルを獲得。ともに戦った馬に銅メダルがかけられていた。