- 出演者
- 木原実 辻岡義堂 森圭介 斎藤佑樹 河出奈都美 刈川くるみ
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
パリからの中継。パリ市庁舎はマラソンのスタート地点にもなっているが、いまはパブリックビューイングで五輪を楽しめたり、卓球をプレイすることもできる。スケートボード男子ストリートでは堀米雄斗が逆転金し会場は大盛りあがり。体操男子団体の現場はUSAコールが大きかったという。
パリオリンピック総合馬術団体で、日本が銅メダルを獲得し92年ぶりの歴史的快挙となった。世界遺産のベルサイユ宮殿で行われた総合馬術団体。今大会、日本の平均年齢は41．5歳。愛称は「初老ジャパン」。結成6年、4人（大岩義明、戸本一真、田中利幸、北島隆三）で臨む最後の大会。3種目の総合成績で順位を決める中、2種目を終え5位の日本。それでも逆転を信じ、41歳の戸本一真選手がノーミスで暫定3位に浮上。最後の3人目、チーム最年長で48歳の大岩義明選手がミスもなく走りきり、日本が団体初の銅メダルを獲得。ともに戦った馬に銅メダルがかけられていた。
柔道男子の橋本壮市選手が銅メダルを獲得。32歳で初めてオリンピック代表の座をつかんだ橋本選手は日本柔道最年長のオリンピックメダリストとなった。
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柔道女子57キロ級で初出場の舟久保遥香選手が銅メダルを獲得。この階級では銀メダルに東京出身、韓国代表のフ・ミミ選手、金メダルに長野出身、カナダ代表のCデグチ選手が輝き、日本育ちの3人が表彰台に立った。
柔道男子60キロ級の銅メダリスト・永山竜樹選手が、準々決勝で敗れたF・ガルリゴス選手から謝罪を受けたことを明かした。準々決勝では審判の「待て」の合図後もガルリゴス選手が絞め技を続け、永山選手は失神と判定され、一本負けとなっていた。永山選手はSNSで「オリンピックの舞台で彼と全力で戦えたことを幸せに思う。誰がなんと言おうと、私たちは柔道ファミリーです」と投稿した。
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パリオリンピックサーフィン男子で、東京オリンピック銀メダルの五十嵐カノア選手が第3ラウンド敗退となっている。パリからおよそ1万6000キロ離れている南太平洋のタヒチで行われているサーフィン。東京オリンピック銀メダルの五十嵐カノア選手が第3ラウンドに登場。相手は東京オリンピックの準決勝で対戦した、ガブリエル・メディーナ選手。3人の選手が出場した日本男子はオリンピック初出場の稲葉玲王選手が準々決勝進出を決めた。
重い心不全の治療にiPS細胞を使った世界初の治験で新たな動きがあった。心臓の筋肉「心筋細胞」は一度壊れると再生しないが、慶応大学の福田恵一名誉教授が立ち上げたベンチャー企業・Heartseed社は、ヒトのiPS細胞から心筋細胞を作り患者の心臓に移植する世界初の治験を行っている。特徴は心筋細胞およそ1000個を塊にした「心筋球」にして心臓に注入する点。重い心不全の患者5人の治験で、それぞれ心筋細胞およそ5000万個を注入した結果、安全性のほか心臓の回復が確認できたという。Heartseed社は独立した安全性評価委員会から承認を得たとして、心筋細胞1億5000万個を注入する治験に進むと発表。2027年の承認を目指している。
子育てをする親を中心に今、話題となっている絵本「じんせいさいしょの」を紹介。赤ちゃんのあるあるなしぐさをまとめた内容で、発行部数はシリーズ累計7万部を記録。子育てをする親たちの間では、共感できると話題になっている。我が子の予想外な行動に不安を抱く親からは「実際噛んでるイラストがあってよかったってほっとした」「夜泣きがつらかくてストレスだったがこの本の奥にママさん友達とかパパさんがいるのかなって思うと心の支えになる」などの声があった。二児の父親でもある著者・おおのたろうさんは自身の子供をモデルにイラストを制作したという。「つらい部分もちょっとギャグっぽく絵本で感じてもらえたら」などとコメント。
こどもウィークの告知。
ロシアの侵攻から2年5か月となったウクライナ。ウクライナ西部にある「Gen.Camp」は親を失ったこどもたちのための心のリハビリキャンプ。心の傷を癒やす21日間のプログラムが組まれている。今回参加した6～16歳の子ども50人全員が戦争で親を失っている。リハビリが進み子どもたちが安定している期間に限り取材を許された。アンドリーさんは、両親をロシア軍に殺害され今は姉と暮らしている。「親の死を現実だと思えない」は、参加者の子どもによくみられる反応だという。こどもたちはお互いの経験を語り合うセラピーを通し悲しみに向き合い受け入れていく。「遊び」に多くの時間をあてるのもこのプログラムの特徴。「楽しい」という感覚を取り戻すのが狙い。父とよくサッカーで遊んだというアンドリーさんは、キャンプへの参加後将来の夢を語るようになった。キャンプへはこれまでに450人が参加。今も多くの子どもが支援を必要としている。
ウクライナ第2の都市・ハルキウはロシア国境から30キロで日常的にミサイルや砲撃が襲う。ハルキウ市では地上の学校での授業が行われず、オンライン授業がメインとなっている。地下の学校は去年9月に地下鉄駅の空間を利用して作られた。教室は防空壕を兼ねている。エバ・ドゥホウナさんは侵攻開始直後に自宅近くにミサイルが着弾し姉のけがを目撃した。ストレスで吃音が出たり、髪の毛を抜くこともあったという。ハルキウ市は専用の地下校舎を新たに建設し5月から運用を開始した。当面は学校の地下化を進める。
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体操男子団体決勝で日本代表が逆転で金メダルを獲得した。日本はゆかで高得点を連発した。橋本選手があん馬で落下した。日本は鉄棒で高得点を重ねた。中国が鉄棒で2度の落下をした。
スケートボード男子ストリート・堀米雄斗はオリンピック2連覇を達成した。堀米はパリオリンピックまでは険しい道のりだった。ベストトリックでは1本目で高得点の94.16を記録した。しかし3本を失敗しラスト1本を残し7位だった。最後にこの日最高の97.08を記録した。
スケートボード男子ストリートを取材してきた斎藤さん。大逆転の堀米選手は、練習含め直前まで失敗していたという。逆転勝利する選手の共通点について、最後まで虎視眈々とその瞬間を狙っていたように見えたという。辻岡アナは体操男子団体を取材。中国選手が落下したとき、橋本大輝選手は自分の準備をしていて見ていなかったという。その時について橋本選手は「最大限の準備ができるようにずっと集中して見ないでいた」などと話した。会見で、谷川選手と橋本選手は自分のプレートの前に座ったが、残り3人は別のところに座っていて、最終的に辻岡アナが直したという。斎藤は現場で感じたのは、嬉しい表情・悔しい表情・準備してる姿をみられたこと。その感動の一端をおすそ分けしてもらったなどと話した。
スケートボード男子ストリート・堀米雄斗、体操男子団体が金メダルを獲得。総合馬術団体が92年ぶりの表彰台。柔道女子57kg級・舟久保遥香、男子73kg級・橋本壮市が銅メダルを獲得。大会5日目で日本は金メダル6・銀メダル2・銅メダル4となった。