木々が鮮やかな赤や黄色に色づくこの季節。白装束をまとった人々が打っているのは新そば。長野市戸隠の戸隠神社では、収穫されたばかりの新そばを奉納する神事が行われた。今、旬を迎えているそば。収穫量は例年並みが見込まれる地域も多いということだが、気になるのはその質。そんな中、一昨日、山形市では新そばの試食会が行われた。今年は品質も良いという。量よし、質よしの新そばだが、もう一つ重要なのが、その味わい方。真剣な面持ちで新そばを打つのは店主の石川。肌寒い中でも今日、多くの客が注文していたのは冷たいそばだった。自由に新そばを楽しんで欲しいという事だが、おすすめの味わい方は、2〜3本と本数が少ないと喉越しがよく、新そばの香りをより感じやすくなるという。もちろん温かいそばも提供している。