- 出演者
- 吉村崇(平成ノブシコブシ) ゆめっち(3時のヒロイン) 福田麻貴(3時のヒロイン) かなで(3時のヒロイン) 七五三掛龍也(Travis Japan) 吉澤閑也(Travis Japan) 上村ひなの(日向坂46) 松田好花(日向坂46) 河田陽菜(日向坂46) 金村美玖(日向坂46)
金沢のご当地グルメとして有名なのが金沢カレー。定義は、ステンレス皿を使い、濃厚なルーにキャベツとカツを乗せて、先割れスプーンを使って食べること。地元の人が有名店だと言うのがチャンピオンカレー。県内で一番の店舗数16店舗を展開する。ルーは、濃厚でどろっとしていて深い味わい。県内では、46店舗で金沢カレーが楽しめる。タクシー運転手に、金沢カレーの一番うまい店を聞いた。紹介されたのは、金沢駅からタクシーで約15分のインデアンカレー。1955年、レストランニューカナザワというホテルで働いていたメンバーがそれぞれカレー店として独立し、金沢カレーの基礎を作った。現在も第一線で金沢カレーを引っ張っている。インデアンカレーのルーは、香辛料、ジンジャー、ガーリック、ミルクが入っていて、具はタマネギと牛肉。トッピングを前提としていて、種類は16。一番人気は、野菜玉子カレー。
番組で紹介した店の味が自宅で楽しめる!お取り寄せサイトがオープン。「おかわりタクうま」で検索。
オープニング映像が流れた。
オープニングトーク。ご当地グルメについて、吉澤は、メンバーはお酒好き、一番グルメなのは中村海人で、食事は全部予約してくれるなどと話した。河田は、石川県金沢市の近江町市場でのどぐろのひつまぶしを食べた、脂がのっていて、食べやすかったなどと話した。上村は、ツアーで福岡に行ったときに、メンバーみんなで焼きしゃぶに行ったなどと話した。
創業当時から人気だというインデアンカレーの野菜玉子カレー。タマネギとマッシュルームに溶き卵を入れて作る。カレーに乗せ、とんかつソースとケチャップ、マヨネーズをかける。キャベツを乗せ、とんかつ、クリームコロッケ、エビフライ、イカフライ、ウインナーをトッピング。スパイスの風味やタマネギの甘みが感じられ、たまごがトッピングされることでよりマイルドになっているという。
ご当地グルメはどこの店が一番人気なのかわからないことも多い。そこでタクシー運転手に一番うまいご当地グルメの店を聴き込むことに。今回は栃木・佐野ラーメンや長野・戸隠そば、島グルメのコーナーも始まり今回は小豆島を特集。
静岡・伊豆半島は金目鯛が名物として知られる。きれいな薄紅色が特徴の白身魚であり、湯引きや炙りで脂の旨味を引き出すことが出来ることも知られる。伊豆半島では金目鯛を出す店は943軒にも上るという。森下さん兄弟に教えてもらったのはかね光水産で、ここは鮮魚のおろし業者直営の店なのだといい、近目鯛の煮付が名物なのだという。「刺身定食」も人気だが、鮮魚店の魚をそのまま刺身で楽しむことが出来る。そして「金目煮付(1本)ごはん・味噌汁」は甘さが生かされた一品となっていて、味噌汁ももれなく楽しむことが出来る。
伊東駅周辺のドライーバーさんたちがお勧めしてくれたのが干物店「山六」。伊東は干物の名産地で、特に創業76年の山六は誰もが知っている有名店。厳選されたあじやさばなどの魚を使っていて、金目鯛の仕込みでは丁寧に手作業でさばいてから血合い水で洗い流して塩水に漬けるなど手間暇かけて作っている。
地元の人が勧める続いての一番うまい金目鯛の店は海鮮居酒屋の「まるたか」。地元客や観光客で賑わっていて、市場が仕入れる新鮮な海の幸が楽しめる。今回いただくのは「金目鯛の黒潮煮」で、砂糖にザラメを使用することで煮詰めて色濃く仕上げている。
さらにすごい金目鯛を求め伊豆半島を南下、稲取を訪れた。栄養豊富な土壌を持ち温暖で柑橘類の名産地だが稲取港で水揚げされた稲取キンメとよばれ高級魚として取引されている。伊豆稲取近郊は小魚など餌が多く肥沃な海が広がって、日戻り金目鯛は一本釣りされたその日に水揚げされ市場にいく。産卵期の6~8月は脂肪を蓄え夏に美味しくなる旬の時期という。町内には飲食店約30店の中から伊豆稲取駅でうまい店を探す。タクシー運転手さんのおすすめ、稲取漁港の目の前にある「魚八寿し」を訪れた。先代の村上八郎さんが約40年前に始め、2代目が技を繋いでいる。地元の魚にこだわっているがイチオシは東京市場にもないキンメ。まずは金目しゃぶしゃぶは今はSNSのおかげで日本全国からお客さんが足を運ぶ。先代が始めたというキンメの握りは仕入れは脂ののった1キロ以上のキンメのみ、炙って甘みを引き出した稲取金目の寿しセットはあら汁と季節の1品がつく。
栃木・佐野のご当地名物といえば「佐野らーめん」。あっさり系の醤油スープと青竹で打ったちぢれ麺が特徴。佐野らーめんを出すお店は市内に150軒以上。佐野で生まれ育ったドライバー・山本さんに1番おいしい店を案内してもらった。オススメPOINT:飲み干せるほどスープがおいしい、チャーシューがふわトロでおいしい。佐野駅から車で10分ほどにある「麺屋ようすけ」。週末には2時間待つこともある超人気店。サイドメニューも充実。大ぶりの餃子やラーメンと同じ豚バラ肉を使ったチャーシュー丼も人気。
「麺屋ようすけ」で1番人気ラーメンは「ラーメン+煮たまごトッピング」。ほか「背脂生姜醤油ラーメン」や「限定塩ラーメン」などもある。店主の田邉さんは、佐野らーめんの総本山と呼ばれている「田村屋」で修行し、2012年に麺屋ようすけをオープン。スープには鶏ガラなどを使用する店が多いが、麺屋ようすけでは旨味とコクを出すため大量の肉や骨を使用し、チャーシューに使用する肉は冷凍肉より価格が高い生肉を使用。また麺の生地は約6時間寝かせコシの強いモチモチとした食感を出している。
今最もアツい超人気店、佐野らーめん界の異端児「ユナイテッドヌードルアメノオト」。店主の和田さんはつけ麺日本一に輝いた社長のもとで修行し、2016年にアメノオトをオープン。今や人気ランキング1位を獲得するまでになった。人気1位のお店へとけん引したメニューが「昆布水つけ麺醤油」。麺は流水で洗いぬめりをとり、氷水で締めコシのある食感。また麺には昆布水を入れ、昆布のうまみがつけ汁に入る事により完成されるということ。
土庄港ターミナルで聞き込みをした。タクシー運転手の太田和枝さんのオススメは こまめ食堂。オススメポイントは名水で育てた棚田米、旬の魚丸ごと唐揚げ、小豆島で初の行列店。こまめ食堂は建物は昭和初期の古民家を改装。
小豆島の恵みがたっぷりの棚田米のおにぎり定食とは。棚田のおにぎり定食は2500円。魚丸ごとの唐揚げはコハダと舌平目。塩むすびなどが乗っている。塩むすびは柔らかさがいい感じで美味しいとのこと。ほんのり塩味で1粒1粒しっかりしていて粘り気もあるという。1番人気のおにぎり定食の秘密は、米が小粒で粒立ちがいいのでおにぎりに向いているという。魚は2度揚げすることで旨味が凝縮され骨までサクサクになるという。店主の立花さんは小豆島生まれの小豆島育ち。島の人たちが家で食べているようなものをそのまま召し上がっていただけたらいいなどと話した。
元そうめん職人・三木さんに一番おいしい小豆島の店に案内してもらった。オススメPOINT:小豆島名産オリーブ牛を使う、何年もかけて作った秘タレ、ごはんを隠す肉のボリューム。三木さんの実家・小豆島三木製麺に寄り道。中太麺のそうめんを試食した。オープン前から行列ができる「サクラヰ」。三木さんイチオシのローストビーフのひしお丼。丼ぶりから溢れそうな赤身肉に半熟卵とたっぷりのタレ。ひしおとは醤油や味噌の元になる発酵調味料のこと。醤油の産地・小豆島では一般の家庭の料理でもひしおが使われるほど馴染みのある調味料。ひしおを使いたいと5年以上かけて新グルメを研究。タレに醤油&もろみ&数種類の調味料をブレンド。ひしおという小豆島の恵みをもっと多くの人に知ってほしいとの思いからローストビーフ丼が完成した。さらに名産のオリーブ牛にも着目し、独自のタレでお重として完成させた。赤身肉が噛み応えもあり、タレは和テイストとのこと。
小豆島では煮込んで真っ黒になったおでんが名物という。土庄港から28km離れた木原食堂まで瀬戸内海を進んでいき到着。福田港の間近にある食堂となっていて、港の利用者や住民から愛されてきた。想像を超える黒さとなっていたが、この黒さは砂糖と小豆島のやまひら醤油を煮込むことで作られている。毎朝8時になると目分量で醤油と砂糖を加えていき、この黒い醤油の中で煮込んでいくことで出来上がった。母の作り方を真似しながら自分も作ると同じ味になっていったと店主の佐野さんは話す。母が倒れたのを機に引退するつもりだったが、常連客からお店を明けてほしいと引き止められたことで仕事をやめて続けている。黒い色合いながら味はむしろほんのりとした甘さが特徴なのだという。
絶品ご当地グルメが溢れる町・仙台で定番なのが牛タン。駅ナカの牛タン通りには、牛タン超有名店が並び、仙台市内には約100店舗の牛タン屋さんがある。最初に教えてもらったのは松重豊さんの「孤独のグルメ」で取材したお店「萃萃」。仙台駅からタクシーで10分の場所。オススメPOINTは、他にはないコクあり上品な味わい。味に自信を持つ頑固店主が切り盛りする。レギュラーメニューは牛タンセットのみ。牛タン発祥の秘話として、牛肉の余剰部分であったタンを使用するようになったと言われると運転手に教わった。
牛タン萃萃は開店前から行列ができる人気店で、厳選された牛タンの柔らかい部分のみを使用してそれ以外の部分はサービスで提供している。味付けは塩胡椒のみで、2日間寝かせて味をなじませている。最適な焼き加減は音で判断している。