昨日東京・八王子市役所の総合窓口に訪れていた多くの人々。マイナンバーカードを受け取りに来た人が駆け込みで「マイナ保険証」と紐付ける手続きを行っていた。今日から本格的に運用が始まる「マイナ保険証」。帝国データバンクによると、倒産や廃業を決めた歯医者の件数が今年10月末の時点で年間最多の126件になっている。要因の1つに「マイナ保険証」に対応した新たな設備投資が必要になったことなどがあるという。周りには「マイナ保険証」に対応する設備の投資を行わない医療機関もあるという。「マイナ保険証」の本格運営に伴い、今日から健康保険証の新規発行は停止されるが、現行の保険証も最長1年は使用可能。またマイナ保険証を登録していない人には「資格確認書」が送られ、これまでと同じ保険診療が受けられる。