明治44年、今から110年以上前に造られた日本橋。東京の繁栄を願う麒麟の像が今も街を見守っている。福徳神社の境内に飾られていたのは200個もの風鈴。創業400年のうちわ屋でこの時期人気なのが江戸時代から作り続けている「江戸うちわ」。風がきやすいよう偏平な形に作られているという。また扇子の絵柄は江戸時代に流行した判じ物という謎解きがモチーフになっている。多彩な図柄がSNSで評判となり、今ではお客さんの半数以上が海外からの観光客とのこと。創業約300年の乾物店では、夏の期間だけ「冷やしおでん」が楽しめる。この冷やしおでんは出汁本来の美味しさを知ってもらうべく始めたとのこと。冷たいだしはいつもより濃い目にとるのがポイントだという。さらに観光船で夕涼みができるツアーがある。船から日本橋を眺める。ツアー最大の見どころがパナマ運河式水門「扇橋こう門」。ここは”東京のパナマ運河”と呼ばれているとのこと。
住所: 東京都江東区猿江1