きのう大阪で侍ジャパンの強化試合が行われ、試合前の始球式で2人の小学生がグラウンドに立った。ピッチャーは輪島市の河井小学校6年・徳野由子さん、キャッチャーは七尾市の山王小学校6年の扇瑠花さん。能登半島地震で被災した石川県を元気づけたいと、この日のために練習してきたという。そして故郷・能登の復旧と復興へ思いを込めた一球に会場からは温かい拍手が贈られた。徳野さんは「緊張したけど、皆に気持ちをちゃんと届けられるように練習を思い切ってしました」、扇さんは「感謝を伝えたい人に感謝をしっかり伝えて、皆を元気づけるように頑張りました」とコメントした。埼玉西武ライオンズ・源田選手ともキャッチボールができた2人は、良い思い出もできた様子。