長野・富士見町の小学校で行司も呼び出しも全て小学生が務める手作りの相撲大会が開かれた。境小学校の全校児童が学校近くの押立山へ。子どもたちは学年ごとに役割を決めて、相撲大会の会場の準備を進める。相撲をするのは諏訪藩の殿様に奉納した江戸時代から歴史のある土俵。前半の行司は、上嶋美空さん（6年）が、東呼出は五味優寿希さん（6年）が務める。3年生は会場に掲げる取り組み表に貼るための勝ち星を作る。上級生が化粧まわしをつけるのを手伝っていよいよ土俵入り。境小学校は各学年1クラスで全校児童は107人。五味優寿希さんは、外に出たりお客さんが多いと体育館の声では聞こえなくなってしまうので大きな声でできてよかったと話していた。取り組みの間には顕彰代わりに地元の施設を紹介する。小林慶彦さん（6年）は友達と一緒にできたこともそうですし、外で厚い中でできたことがよかったと話していた。