今日から刑務所での懲役刑と禁錮刑が廃止され、新たに拘禁刑が導入される。刑罰が見直されるのは1907年に刑法が制定されて以来初めてのこと。拘禁刑では、年齢、国籍、依存症の有無、刑期の長さなどに応じて受刑者を24のグループに分類し、特性に応じた作業や指導を行う。認知症などの高齢受刑者は高齢福祉課程に分類し、体や脳の機能向上が期待できる作業を行わせる。薬物使用歴がある受刑者は依存症回復処遇課程に分類し、依存症の治療を重視する。刑罰は懲らしめから再犯防止へと重点を移すことになる。法務省は懲役刑などで服役中の受刑者についても順次新たなグループに振り分けることにしている。このあとは天気。