文部科学省 宗教法人審議会はきのう、旧統一教会の「指定宗教法人」指定を全会一致で了承した。これを受け文科省は教団を「指定宗教法人」に指定した。去年成立した特例法では国などが解散命令請求した宗教法人のうち、「指定宗教法人」は被害者が相当多数の見込みの場合で、「特別宗教法人」は財産を隠すおそれなどに指定される。旧統一教会は指定されたことで、不動産の処分前の届け出の義務化や、3ヶ月ごとに財産目録などを提出等が求められる。旧統一教会はきのう“特例法は宗教法人の人権を著しく侵害するものであり違憲”などとコメントしている。文科省は財産を隠すおそれなどを判断した場合、「特別指定宗教法人」の指定も検討することにしている。