東京・渋谷区にあるハンバーグ専門店「挽肉と米 渋谷店」。メニューはハンバーグ3個と炊きたてのご飯、味噌汁などがセットになった「挽肉と米 定食」の1種類。焼き立てを米に乗せ一緒に食べるのがこの店流。客の約6~8割が外国人観光客。今や日本に来る目的の一つになっているハンバーグ。意外な理由で人気が急拡大しているのが中国。上海にある洋食店「和洋食堂」。自分で焼き加減を決めるスタイルはまるでステーキ。ランチが約500円で食べられる中国でハンバーグは約1600円。景気低迷が続く中国でちょっと贅沢なランチとして受け入れられている。中国での“ひき肉料理”は蒸す・煮るが多く、ひき肉を焼いたハンバーグが受けられるようになったのは最近のこと。その火付け役とされているのが日本で「焼肉きんぐ」などを手がける物語コーポレーションが4年前にオープンしたハンバーグ専門店「肉肉大米」。店内は全てカウンター席でライブ感を売りにしていて、ブロッコリーも食べ放題。中国で受け入れられる大きなきっかけとなったのが肉の塊をひき肉にしていく様子が丸見えのガラス張りの空間。食の信用が揺らぐ事件が繰り返し起きた中国。ひき肉の中身を信用していない中国人もいることから、あえて様子を公開することで客の信用を掴んだ。4年で79店舗まで拡大。日本企業のオープンな戦略が中国にハンバーグを広める一つのきっかけとなっている。
住所: 東京都渋谷区道玄坂2-28-1
