土鍋ごはん いくしかの人気メニューは「豚の角煮定食(1600円)」。オープン以来、価格は据え置きだったが、輸入豚肉の価格高騰に頭を抱えている。ブラジル産とスペイン産の豚バラ肉を1日に約35キロ使用している。この3か月でキロ160円に値上がりし、月約15万円のコスト増だという。価格高騰の影響は食卓にも。スーパーマーケットセルシオ和田町店・鶴田部長は「毎月毎月少しずつ値段は上がっている状態。上がり幅的にはスピードが速い」と話した。価格上昇に歯止めがかからない状況だという。なぜ価格が高騰しているのか。摂南大学・農学部講師・戴容秦思さんによると、「気候変動だったり、国際的な穀物の価格高騰や為替レートの円安基調だったり牛肉と鶏肉の上がりと同じ背景がある」とのこと。ほかにも、ヨーロッパ産の豚肉にはイスラエル軍のガザ侵攻が原因だという。アフリカを回るルートをう回せざるを得ない。ガザ侵攻の影響でスエズ運河を通ることができず大回りし、輸入コストが増加している。一方で国産豚肉にも異変が。国産豚肉も需要の増加や飼料代の高騰で値上がり傾向にあるよう。