アメリカのトランプ政権は、海外援助を管轄する組織の解体に動いていて、ルビオ国務長官は事業の8割打ち切りを発表した。こうした中、援助停止で生じた空白に中国の進出が指摘されている。ルビオ国務長官は10日、アメリカ国際開発庁(USAID)が担う海外支援事業の83%を打ち切ると発表した。USAIDとは、世界の紛争地域や貧困地域に食料や衛生支援を送るなど、アメリカの対外支援を担う政府機関。アメリカ第一主義を掲げるトランプ大統領は、「海外援助は国民に何の見返りももたらさない」とし、閉鎖手続きを進めている。しかし専門家は、「これまでの対外支援活動がアメリカに良い影響を与えていた」と指摘する。
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URL: http://www.grips.ac.jp/jp/
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