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「敗血症」 のテレビ露出情報

西洋医学で難病とされる病気にも、鍼灸治療が役立つ可能性が明らかになった。その病気とは敗血症、通常人がウイルスや細菌などに感染すると免疫細胞が活性化し病原体を攻撃して感染を抑え込む。しかし、敗血症になると免疫細胞が過剰に働き、血管や組織を攻撃してしまう。重症者の1/3が死にいたる難病。そんな敗血症に鍼灸治療が効果的だと、動物実験で示したのが外科医で鍼灸師のラファエル・トレス・ロサス氏。研究では敗血症に感染させたねずみを2つのグループに分け、片方には何もせず、もう片方には鍼で刺激を与えた。何もしなかったグループのねずみは全て死亡したのに対し、鍼で刺激した方は半数が生存した。足三里への刺激で生じたシグナルは脳へ到達し、内蔵に向かう神経を通り腎臓の上部にある副腎にたどり着く。副腎はドーパミンを放出し、血管を介してし全身へと巡っていく。このドーパミンが暴走した免疫細胞を抑制するという。ロサス氏は、鍼灸はもはや“東洋の神秘”ではないと話した。

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