台湾にある全校児童100人に満たない小さな学校。必修科目以外は授業を自由に選択できるといが、やりたい選択授業がなければ「空き時間」となり時間の使い方は自由。一方でトラブルがあると子ども法廷が開かれることも。「スクールバスでトランシーバーを使い騒いでいた」という訴えがあり、裁判官役を務める子どもたちが原告と被告の話を聞いて解決策を考えた。先生はあくまでサポート役に徹し、子ども自身が考え物事を決めていく。これがこの学校の教育方針。校長は「大切にしているのは一人一人の個としての成長。子どもが「こうなりたい」と思う姿へ育っていくことが教育の目的」と話した。既存のカリキュラムに囚われない教育方法に共感する親も多く、こうした学校に通う子どもは2024年には約2万7000人と10年前の約10倍に増加。日本をはじめ各国から視察が相次ぐなど海を超えて注目されている。金曜日の最後の授業。全校児童が参加して共有したいことなどを話し合う。自分で選び考えることを学ぶ。台湾で広がる教育の方法は学びの在り方を問いかけている。
