年々増加する「空き家」について、空き家を再生させる取り組みを紹介。東京・文京区にある築50年の一軒家は、10年間空き家として放置されていたが、今はリノベーションによって飲食店「粋黒」に生まれ変わっているという。この再生を手掛けた武井理沙さんが勤める「アキサポ」では、空き家を借り上げて必要に応じてリフォーム工事を行い、借り手を探すサービスを展開しているという。政府は6月に、管理が不十分な空き家に対して固定資産税の優遇措置をやめる法律を成立させた。税金を上げることで放置空き家をなくす狙いがあるという。また空き家の活用方法は他にもあり、コロナ禍で経営するタクシー会社が苦境に陥った清水雄一郎さんは、副業の一環で空き家を購入してきくらげの栽培を始めたという。今では1日30kg収穫できるようになり、埼玉県内の学校やスーパーに出荷しているという。清水さんいわく、ビニールハウスより初期投資が安く済むという理由で空き家を購入したとのこと。