国立大学病院の収支状況について記者会見を行い、赤字経営の実情が明かされた。千葉大学医学部附属病院長・国立大学病院長会議・大鳥会長は令和7年度の損益額が400億円を超える可能性があると述べる。42ある国立大学病院のうち33で赤字。要因は支出の増加。医薬品の価格高騰や人件費の増加など今年度の支出は軒並み億単位で上昇。施設や設備費は前年度から76億円減らしたという。赤字経営となっている東京科学大学病院へ。入院患者がいる場所以外、診察終了後はエアコン停止。診療にも影響が出ている。国立大学病院の赤字額について、2023年度は60億円、昨年度は286億円。今年度は過去最大の400億円の見込み。筑波大学附属病院・平松病院長は(赤字は)約28億円ぐらい。手立てはない。やりつくしたと述べる。全国の病院の約6割が赤字経営だという。国立大学病院の病院長らは診療報酬の引き上げや財政支援などを求めているがそのために保険料や税金負担を増やせるのか難しい判断となる。
