1月19日、皇居で「歌会始の儀」が行われた。今年のお題は「和」で、約1万5000首の応募から10首が厳選された。宮村瑞穂さんは源氏物語に登場する花散里が好きだった友人が母になったことを詠んだ。かほく市役所に勤務し、能登半島地震への対応のために参加を躊躇っていたが、「石川の話をしてきて欲しい」と上司に背中を押された。両陛下は被災地を気遣われたという。承子さまは神社の森へ戻ってきたカラスの鳴き声が日暮れの時報だと感じたこと、佳子さまは紅葉、紀子さまは全国障害者スポーツ大会の模様を詠まれた。愛子さまは学業優先で出席を控えたが、和歌を寄せられ、中世の和歌が戦乱の世をこえて現代に承継されていることに感銘を受けたことを詠まれた。
秋篠宮さまは40数年前、東北地方を訪問され、早朝に十和田湖周辺を散策し、澄んだ湖と紅葉を楽しまれたことを歌にされた。皇后さまは若い世代に平和の大切さが受け継がれていることを願われ、永田和宏氏は「我が子が平和を学んでくれ、その喜びを感じておられる」などと概説した。天皇陛下は様々な人々と交流できた喜びを歌にされ、永田氏は「陛下が慰問の旅、励ましの旅を続けられる一つの力になっている」などと語った。
秋篠宮さまは40数年前、東北地方を訪問され、早朝に十和田湖周辺を散策し、澄んだ湖と紅葉を楽しまれたことを歌にされた。皇后さまは若い世代に平和の大切さが受け継がれていることを願われ、永田和宏氏は「我が子が平和を学んでくれ、その喜びを感じておられる」などと概説した。天皇陛下は様々な人々と交流できた喜びを歌にされ、永田氏は「陛下が慰問の旅、励ましの旅を続けられる一つの力になっている」などと語った。