- 出演者
- 所ジョージ 阿部健一(セバスチャン) 佐藤真知子 三浦一馬(シイナ) 五島麻依子(大吟嬢) 湯上響花 武石鈴香
オープニング映像。
Tokyo Bug Boysが昆虫の生態を発表。水中で暮らす水性昆虫は、水の中でどうやって呼吸してるのか?忍者のように管で呼吸するものや、ダイバーのように空気を運んで潜水しているものも。近年絶滅が危惧されている里の水生昆虫。タイコウチは3センチから3.5センチほどの大きさで浅い水場に生息している。おしりからのびた特徴的な長い管でこの呼吸管を水中からだして外から空気を取り入れる。そのエサはオタマジャクシなど。忍者のすいとんの術のように水中で長時間エサを待ち伏せ。絶滅危惧種で日本最大級の水性昆虫のタガメもお知りの呼吸管を水面に出して空気を取り入れている。次にゲンゴロウの仲間を紹介。おしりを水面から出しているがそのおしりから空気を取り込み、羽と背中の間にある気室と呼ばれる空間にためる。そして背中に並ぶ気門と呼ばれる場所から空気を吸って呼吸している。気室に貯めた空気をお知りからだし風船のような泡の膜をつくり、体から二酸化炭素が出て泡の膜を通って水中に抜け出していく。それと入れ替わるように水中にある酸素が膜に溶け込み体内に取り込まれていく。水中でもある程度呼吸ができるという。外から空気を取り込む回数が少なくて済み1時間も潜り続けることができる。長時間深く潜り捕食が可能。
次にマツモムシの呼吸法を紹介。先ほどのゲンゴロウがおしりに空気の膜を作っていたのに対しマツモムシは体表にびっしり生えた毛があり表面張力で体表に空気の膜を作っている。体毛の下にある気門から排出された二酸化炭素は、や意表の空気の中を通って水中に溶け出し水中から新たな酸素が膜を通って溶け込んでくるので、長時間水に潜ったままだという。
かがくの里のミツバチについて専門家と一緒に紹介。今年は6つあったミツバチの巣箱はそれがオオスズメバチにやられてしまい4つになった。そのためその防護柵をしたという。だめになった2つのうち一つが裏山の巣箱。オオスズメバチの襲撃に気付いたのは収穫祭5日前の出来事。巣箱の入口にあった金網はオオスズメバチに噛み切られ、オオスズメバチの襲撃でミツバチは巣を放棄してしまい、1匹もいなかった。そして今防護している巣箱にも集中的に狙われている。フェロモンで仲間を呼んで集中攻撃されていたこの巣箱だが、中の様子を確認するとオオスズメバチに襲われ沢山いたスズメバチは半分ほどに減少しているという。そこで、巣箱を守る対策が行われた。巣箱全体がすっかり入る木枠を手作りし、ネットで全体を覆う。この網目はミツバチが通れてオオスズメバチは通れないサイズ。
ミツバチにとってオオスズメバチは天敵で、巣に閉じこもり身を守っていた。巣箱のはちみつは籠城したはちみつを食べて減っているために、今年はオオスズメバチに襲われて放棄されたはちみつをいただく。その巣箱には沢山のはちみつが。隈研吾と所ジョージは味の感想に美味しいと答え、二人は果実の味がする、フルーツジャムみたいだとコメントした。
ミツバチがする八の字ダンスは、ハリが巣で見せる数字の8のような動きのこと。蜜をみつけたハチは太陽の方向とミツがあった場所を記憶して巣に帰る。八の字ダンスはかなり正確にミツのある場所を示しているという。このダンスでは重力に対し右方向に30度の傾きで進んでいる。これは太陽から右に30度の方角に花畑があるということ。おしりを振るわせる時間の長さで距離を示す。震わせる時間がながければ花畑は得、短ければ近いということ。この場合震わせていた時間はおよそ1秒。震わせる時間と距離を表したグラフでは300~350m。この場合太陽を基準に右に30度の方角、300~350mの場所に花畑があると伝えている。また今回はちみつの成分を調べると複数の花の蜜でその中には、リンゴやブドウなどから発せられる成分と同じものが検出された。これがフルーツジャムのような香りの正体だという。そして休憩時間には露久保美夏がミカンとはちみつのジュースと里で採れた紅はるかと鶴首カボチャのチップスが登場。味の感想に所と隈研吾が美味しいと絶賛した。
所さんの目がテン!の番組宣伝。