悠仁さまの進路を巡っては様々な憶測が広がった。なぜ筑波大学を選ばれたのか、フジテレビ宮内庁キャップ・宮崎千歳記者は「東大ありきみたいな憶測の報道もかなり多く見られて、悠仁さま自身もすごく悩まれたと思いますし、秋篠宮ご夫妻もとても心を痛めていらしたという印象」と話す。宮崎記者によると、こうした中で宮内庁の側近トップは今年3月、定例の会見で自然誌を学べる大学への進学を目指しているとあえて説明をしたのではないかという。生命環境学群に合格されて悠仁さま。幼い頃から特に興味を持たれたのがトンボだった。去年11月、長年の観察の成果を「赤坂御用地のトンボ相」という学術論文にまとめ、初めて発表された。今年8月には京都市で行われた国際昆虫学会議へ。この場で発表された皇居のトンボに関する研究。共同研究者の1人として、悠仁さまも名を連ねられた。海外のトンボ研究者から話を聞くなど、貴重な体験をされた。