全国でハーフパンツの制服が増えている。専修大学熊本玉名高等学校では今年度からハーフパンツ制服を導入している。スラックスやスカートと併せて自由に制服を選ぶことができる。渡邊正隆校長は「熱中症対策。快適な学校生活のためにハーフパンツを導入した」と話した。生徒も保護者もハーフパンツ制服に大賛成している。大手制服メーカーの担当者は「だいたい2〜3年前から採用・要望が多くなった」などと話した。生地の量が少ないので値段も安くなっている。ハーフパンツ制服にについて現役中高生50人に「あり」か「なし」か本音を聞いたところ、結果は「あり」24人に対し「なし」26人で、理由は「ダサい」だった。福岡県・筑紫台高等学校では若者に人気のアンダーアーマーの既製品を導入。教師・永峯督之さんは「生徒からもアンダーアーマーならという意見があったのが一番の理由」と話した。大手制服メーカーは今後10年間はハーフパンツ制服を導入する学校が増えるのではとみている。