令和4年度「国語に関する世論調査」の結果が公表された。「引く」を「異様だと感じてあきれる」といった意味で使う人は7割を超え、8割以上が気にならないとしている。「推し」を「気に入って応援している人や物」といった意味で使う人は5割近くで、8割以上が気にならないとしている。「涼しい顔をする」どちらの意味だと思うかという問いに「大変な状況でも平気そうにする」と答えた人は61%だが、本来の意味とされてきたのは「関係があるのに知らんぷりをする」。ニュアンスの異なる新しい意味が定着してきている。文化庁は調査結果を国語施策の立案に資するとしている。