生成AIについて全米脚本家組合と制作側が暫定合意した内容の一部を紹介した。“AIの生成した作品は素材とみなされない”、“AIを脚本家の信用や権利を損なう目的で使用することはできない”など。これは、AIの脚本に作家が手を加えたものは使用してもよい、AIに脚本の一部を書かせるよう作家に強制することはできないということ。弁護士の福井健策さんは 組合の主張が完全に受け入れられたとは限らないと指摘している。日本ではAIに学習させるための著作物の利用は認められているが、詳細のルール作りなどは文化庁で議論が行われている。