きのう岸田総理と麻生副総裁が約3時間の会食を行った。9月の自民党総裁選の対応について話し合ったとみられるだが、1週間前にも会食したばかりで異例のペース。菅義偉前総理は文藝春秋のオンライン番組で「新しいリーダーが出てくるべき」と発言するなど「岸田おろし」に向けた動きが強まる。注目されているのが麻生氏の動き。麻生氏は防衛予算の増額などを決めるなどこれまでは岸田総理を高く評価してきた。その潮目が変わったのは派閥の裏金事件による岸田の対応。派閥の解散や政治資金規正法の改正をめぐり、麻生氏は不満を募らせている。麻生派中堅議員は「麻生さんは今、岸田総理の能力を疑い始めている」。こうした中、岸田総理の側近である木原幹事長代理は岸田総理が総裁選に出馬するか問われると「わからない」と述べている。