大型連休も終わり、きょうから小中学校や高校などが再開されるが、環境の変化から間もないこの5月は、子どもにとってストレスがたまりやすい時期だという。木村祥子解説委員が「国は長期休暇中は学校の悩みが顕在化しやすく、子どもは悩みを深める時期だと分析している。こうしたことから保護者は、大型連休明けのこの時期は特に子どもの様子を注意深く見てほしいと指摘する。4月は入学や進級、クラス替えなど環境が変わり、大人が想像する以上に子どもには大きなストレスになっている。ただ、新年度ということで頑張りすぎてしまい、その結果疲れ果たしている。また、いじめを受けていたりすると不安や恐怖感などから、学校に行きたくないという行動をとってしまうという。無理に学校に行かせようとはせず、まずは今日はお休みしようねと寄り添い、話を聞いてあげてほしい。ただ、不登校が長引いたり、頭痛や腹痛、苛立ちなど身体的な不調が続いたりする場合には、学校や小児科の医師などに相談。子どものSOSの相談窓口と検索。SNSや電話、対面などさまざまな相談窓口をまとめた文部科学省のサイト。子どもが一人で解決できそうもない、何か気持ちがもやもやして苦しいといったときには、自分に合った方法で相談してみてほしい」とスタジオで述べた。