3日前、「#みんなのギモン」に「娘の小学校の健康診断で医師にパンツの中を見られた。他の小学校でもこんな健康診断をされるところがあるのか?」との情報が寄せられた。複数の保護者からも不安の声があがっているという。子どもが町内の小学校に通う保護者たちを取材。診察には男性医師、女性教員、保健の先生が立ち会っていた。保健の先生の「何をしているのか?」との問いに男性医師は「ホルモンの成長を見ている」と返答、診察は続行されたという。20年以上学校医として学校健診を行う柴田小児科・柴田雄介院長は「10数年以上前から女子は服を上げて健診をしない」「下半身を診察するようなことはほとんどない。一般の健診では行わない」と話す。文部科学省も子どものプライバシー、心情への配慮を全国の教育委員会に通知している。学校の健康診断では、保護者などから相談ない限り、下半身の目視や触診はしない。今回健診を担当した医師(70代)は下着の中を見たことは認めるが「触ってはいない」「間違ったことをしたと思ってはいない。下半身の診察は子どもの成長スピードや成熟のバランスを見るためで、この時期の診察で一番大事な診察」「来年っも同じことをやる。やめてもいいが、子どものためになるのか」と主張。教育委員会などは保護者説明会を行う予定で担当医師も出席するという。